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「アリとキリギリス」から考えるこれからの生き方

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突然ですけど、皆さんアリとキリギリスってご存知でしょうか?

誰もが知っているであろう有名な童話ですよね。

 

皆さんの知っているアリとキリギリスの結末はどんな物でしたか?

恐らくよく知られているものは

冬になるまで遊んでいて働き続けるアリのことをバカにしていたキリギリスが

冬になったら食べ物もなく、アリに助けを求めるも断られて

飢え死にしてしまうというものではないでしょうか?

 

実はこのよく知られているアリとキリギリスの結末には別バージョンがあるんです!

その別バージョンの「アリとキリギリス」とはディズニー版のものです。

ディズニー版「アリとキリギリス」のストーリーを追いながら

そこから見えてくるものについて話をしようと思います。

 

ディズニー版「アリとキリギリス」のストーリー

早速ストーリーを追いながら見てみましょうか。

冒頭シーンは春。

楽しくバイオリンを弾いて踊るキリギリスのシーンから始まります。 

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食べ物はおいしげる葉っぱ、水は花から飲んでいますね。

素晴らしき哉、その日暮らし。

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そんな中せっせと働いて、食べ物を巣にため込むアリたち。

まるで工場のような緻密さがすごいです。必見。

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 そんなアリに向かってキリギリスは

「どんな時でも神様は食べ物を与えてくれる」

「だから陽気に歌って踊ろう」

と説きます。

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それをきいたハットをかぶったアリさん。

キリギリスと一緒に踊り始めます。

コサックダンスの使い手。すごい笑

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と、そこに女王アリが登場。

キリギリスに

「冬がきたとき後悔しますよ」

と忠告をしますがキリギリスはどこ吹く風。

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しかし季節は進んでいきます。

秋になり段々と食べ物がなくなっていく…。

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冬になりすっかりやせ細ったキリギリス。

飢えと寒さの中、倒れてしまいますがアリの巣を見つけ助けを求めます。

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中ではありは蓄えた食料でパーティ中。

キリギリスもひとまず中に入れてもらえて、一命はとりとめますが…。

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しかしそうは問屋が卸しません。

女王アリがキリギリスに気づき近づいてきます。

キリギリスは助けてくれと懇願しますが

女王アリは一喝。

「働かないものは、アリと一緒に住むことはできない!」

バイオリンを渡されたキリギリスは自分の運命を悟り出ていこうとします。

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しかし、女王アリからは意外な一言。

「弾くのです。」と。

そう、このディズニー版ではアリに助けてもらえるというストーリーなんですね。

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嬉しそうにバイオリンを弾き始めるキリギリス。

アリたちも楽しそうに踊り始めます。

このシーンはまるで人形劇のよう。

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そして最後にキリギリスの

「怠けちゃいけない」

というフレーズと音楽が一緒に流れ

お話はおしまいです。

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とまぁ、ディズニー版の「アリとキリギリス」のストーリーを追ってきましたが

いかがでしたでしょうか?

 

「アリはキリギリスにあますぎる」

「世の中そんなにうまくいかないぞ」

 

なーんて考えをお持ちの方もいるかもしれませんね。

 

ここからどんなものが読み取れるのか考えていきましょう。

 

キリギリスはこのあと何を仕事にするか?

と、その前にキリギリスはこのあとどんなことを

お仕事にして生きていくでしょうか?

「怠けてはいけない」

という彼のセリフからもある通り

これからはキリギリスも働いて生きていくはず。

 

ちょっと考えてみましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

考え付きましたか?

多分皆さんこう思ったはず。

 

「きっと彼はバイオリンを使った仕事をするんだろうな~」

 

そう、彼は音楽で仕事一辺倒のアリを踊らせてしまうくらいの

スキルを身に着けているんですね。

帽子のアリさんもコサックダンスしてました(笑)

これを活かさない手はない。

ぼくもきっと、この後吟遊詩人とかになるんだろうな~

なんて思いました。

 

ここからが本題。

そんなキリギリス、どこでそのスキルを身に着けたのか?

 

才能?

いえいえ、違います。

 

スキルは遊びの中で磨かれる!

ストーリーを見てきてわかるように

キリギリスは春から秋までバイオリンを弾いて踊って遊んで暮らしていました。

 

つまり、彼は

遊びの中で自分自身が楽しみながら練習していた

 わけです。

 

これ、すっごく大事。

偉大な先人たちも言っているように、

自分が楽しいと思うものは努力を努力とも感じないし、

好きでやっているうちにどんどん上達してしまうんですね。

 

言い換えれば、

「好きなことは仕事につながる」

わけですね。

 

実際にキリギリスもそのバイオリンが女王アリからも認められるくらい上手で

まさに「芸に身を助けられた」わけです。

 

そう考えると、次の疑問が湧いてきませんか?

きっと、こう思う人がいるはず

 

「好きでやっていることが練習につながって最終的には仕事になるなら、

キリギリスは怠けていたわけじゃないんじゃないの?」

 

結論から言いましょう。

その答えは

「いいえ、彼は怠けていた。」

ですね。

 

それは、なぜか?

 

ほかの人を幸せにしなければ仕事にはならない

アリは春から秋までの間、

自分のそのスキルを自分自身が楽しむことに使うばかりで

決して他の人を楽しませるという目的のために使うことはありませんでした。

 

そうい意味で彼は「怠けていた」わけですね。

でも初めて、女王アリに「弾くのです」と言われて

ほかの人を楽しませることに使った。

 

つまり、ここで初めて 周りの人をハッピーにしたからこそ

女王アリは仕事として認めたのでしょうね。

 

ここでもうひとつ重要なことがあります。それは、

 

自分のスキルを見出してくれるのは他人のこともある

キリギリスは、最後のシーンで女王アリに言われて初めて、

自分のバイオリンが仕事になりうることに気が付くわけです。

 

つまり、必ずしも自分の好きなことやスキルといったものに

自分が気付けるとは限らないのです。

 

これらのことをこれからの社会で生きていくことに

置き換えると何が言えるのか?

まとめてみましょう。

 

キリギリスの生き方まとめ

好きなこと得意なことは、どんどんやろう。

キリギリスは好きだったバイオリンを遊びの中で上達させました。

みなさんも自分の好きなことで上達すればいずれ仕事につながるかもしれません。

好きなことが仕事に繋がればそれほど嬉しいことはないですよね。

 

好きなことを発信しよう

好きなことで周りをハッピーにしよう

キリギリスは、アリたちのパーティをバイオリンを使って盛り上げることで

仕事として冬の間過ごすことができるようになりました。

 

みなさんも自分の好きなことは自分で楽しむだけではもったいないです。

ゲームが好きなら、実況としてユーチューブに挙げてみるとか

ほかの人をハッピーにできる方法を考えましょう!

 

周囲に自分のスキルを見出してもらおう

キリギリスは自分のスキルがアリを楽しませることができる事に

女王アリによって気づかされました。

これは女王アリがたまたま、キリギリスのことを見かけていたから知っていました。

 

が、情報過多の現代では自らのプロモートをしなければ

自分のスキルを見出してもらうことも難しいはずです。

そういった意味でも好きなことをどんどん発信していくことが必要ですね!

 

アリとキリギリスの生き方に正解はない

ここまで結構キリギリス主体で、記事は書いてきましたが

大事なことは

 アリとキリギリスどちらも正解

ということ。

 

やはり不安定が怖ければアリのように働いてもいいし

そこは本当に人それぞれの価値観です。

「ぼくはやっぱりキリギリスみたいになる」でも

「やっぱ冬怖いから頑張るわ」でも

お好きなほうをどうぞ。

 

職業に貴賎なしとはそういう意味かなぁ

とおもう今日この頃でした。

そんな感じ!

 

最後に、ディズニー版「アリとキリギリス」を見てみたいって人は

下からどうぞ!!

それでは!

youtu.be

 

おまけ

実はこの「アリとキリギリス」

協力隊の技術補完研修として小学校にインターンシップに行った際に

1時間だけ時間をもらって子どもたちにキャリア教育の授業として

ぼくが実施したものです。

 

最後の「自分のスキルは他人が気付く」というのも

実は子どもたちの気づきから得た学びです。

 

授業実践の様子や教育インターンについても

まとめようと思います!

お楽しみに~!

 

 

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